| 九十九島探検隊レポートです。
11/1最終便で佐世保入り。佐世保シーカヌークラブの宇佐さんとフリーダム(ア
ウトドアショップ)の岡本さんのご両人に市内某所にてお世話になって小宴会。その
夜は佐世保シーカヌークラブの集会所に一泊。
宇佐材木店2階のこの集会所にはなんと神棚というよりも神社ともいえる宇佐神社が
あるので、明日の航海の無事を祈る。
11/2
6:30起床、近くの港で開かれている朝市の屋台で朝食。味噌汁の旨いこと。
午前中は食料買い出しと出艇準備。フリーダムのレンタル艇の艇庫は市内中心部より
車で15分くらい西南に行ったところ、いわゆる九十九島といわれる海域の南端。展海
峰といわれる展望台の下。
メンバーは林(チヌーク)、庄司(パフィン)、寒河江(チヌーク)
島田、島野組と北沢、山本組は地元製の2人艇(ポイント5にそっくり)
13:30出艇。山の様な荷物はいつもの通り。午前中時折パラついた雨も収まり風少
々。この日の予報は西南の風、雨40〜20%、波2.5m、気温17〜23゜C
しかし、波の高さは外海の波のこと、九十九島は全体に内海なのでこの日も一見ベタ。
前日の千葉や東京の冷え込みが頭にあったので、ダウンジャケットや厚手のパーカー
を持参していた我々はTシャツ、長靴で漕ぎだした。
途中、松浦島の左側(西側)からネタギ島へ、このあたりから風が強まり20〜50セ
ンチの波に向かうことになった。このあと桂島の西側を過ぎて北へ。約1時間半ほど
のノンビリしたパドリングでキャンプ地に到着。ここは九十九島の中の小さな無人島
ですが名前は案内していただいた方との約束で明かすことができません。ゴメンナサ
イみなさん。現地の皆さんの有志で清掃を続けて、持ち主や市からの使用許可をとっ
ていることを尊重してここではN島とさせてください。
島は一周歩くのに約15分。我々がテント設営後、佐世保シーカヌークラブの方々も
やって来て浜には色とりどりのカヤックが並ぶ。水は貴重なので大事に使う。地元の
方の中にはスピードカヤックでは知られた宗元開氏のお仲間も。
午後から夕刻になるにしたがって雲もなくなり夜空の星を数えながらたき火をして、
ビール、焼酎、日本酒、ウイスキー入り乱れてのカヌー、キャンプに対するコンセプ
トについて語り合う。佐世保シーカヌークラブも我々と同じ宴会系パドラーと確認し
て喜んで10:30には殆ど寝袋の中。佐世保シーカヌークラブの名誉のために補足
しますとレースに入賞したパドラーも同じく酒好きだということ。
ところで、この夜食べたウチワエビの旨かったこと。シャコとイセエビを合わせたよ
うな形で、私は初めてでしたが安くて旨い。イセエビのような味で、肉のボリューム
も小型のイセエビくらいで7匹で1800円。佐世保港の朝市で買ったものじゃなく
スーパーの近くの魚屋で買ったものだったので、地元の方からは高いと言われてしま
ったがそれでも我々は大満足。皆さんウチワエビは朝市で買いましょう。(ねっ、こ
れでいいでしょう宇佐さん)
ところで関東でいうカサゴが釣れたが九州ではアラカブって言うんですね。
11/3
朝6:30起床。キャンプの浜が東に向いているのでテントからでると日の出直前の
向こう岸の山が金色に輝いている。そしてまぶしいばかりの日の出は6:45であり
ました。この日は抜けるような晴天。
朝食はお決まりのホットケーキ。ゆったりと過ぎていく時間とともに気温は上がり、
9:00頃には初夏の気温。全員Tシャツと海パンになる。岩カキ、イソニナ、マツ
バ貝などをとるとたっぷりと酒の肴には十分すぎるほど。
お昼のビールを飲んでいると後発の畑尾くんがフリーダムの岡本さんにリードされて
到着。地元の強力メンバーも続々と到着。
我々は近くの島にショートツーリング。そこには伊万里シーカヤッククラブの面々が
休憩中であった。地元や熊本でつくられたシーカャックのオンパレードに試乗させて
もらったり写真をご一緒したりと和気藹々。
関東のシーカャッカーも人なつっこいけど、九州の皆さんも明るくサッパリとしてい
て気がおけない。
またまた釣れたアラカブの刺身とカメノテでとったダシの味噌汁にアラカブをまるま
る一匹放り込んで旨かったこと。
この夜も新しくやって来た地元のメンバーの方と一緒に飲み、食い、笑いそしてたき
火と幸せの極致。またまた、10:00すぎにはおやすみなさい。
11/4
また起床は6:30。前日よりも透明な日の出を拝んで、フレンチトーストとコーヒ
ーの朝食。この日も晴天。たっぷり食べたあとは撤収準備と言っても、我々と入れ替
わりにキャンプに入る九大の北山教授一行のためにテント、寝袋、マット、テーブル、
椅子、ガスバーナー、ランタン、スコップなどは置いていくためパツキングは簡単。
帰りは来た時とは少しコースを変えてパドリングして楽しんでいたが、気付くとどう
も沖に見えるのは米軍の揚陸強襲艦。このまま行くと軍港に直行するところだった。
どうりで波のうねりが少し大きくなっていたわけだ。このあとコースを取り直して島
間を抜けながら出発地点の艇庫に帰った。
途中の艇の底をこすりながらの浅い水路や島と島の狭い川のような水路、真珠やかき
の定置網を避けながら、観光船や漁船に注意しながらのパドリングではあるが静かな
湖のような海水は水温約20〜23゜C。
12:00頃出発地点に到着。
ここで、北山教授の一行と交代。彼等を送りだして我々は車で一路博多へ向かった。
帰りの飛行機は長崎発がとれなかったことと、どうしても博多の町で一杯やりたいと
いう贅沢をかなえるため。
博多では鶏の水炊きを楽しみ、博多山笠の櫛田神社を見学兼おまいりして20:35
に福岡空港をあとにしました。
佐世保シーカヌークラブのみなさんあなたたちは贅沢なフィールドで生活しているの
をお気づきでしょうか。フリーダムの岡本さんお世話になりました。
「海好き」の皆さん九十九島はきれいで、静かで、旨くて、人が良くて何とも素敵な
ところでした。カヤックと装備一式のレンタルも安くて充実しています。
Written by 山本良樹
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