奥松島で腹一杯?!
シーカヤッカー天国・奥松島ツアーの巻
 


矢木沢倶楽部「怒濤の奥松島ツアー」レポートです。
今回の奥松島行きは、3年前に続いて2回目の遠征となりました。
 
参加者は高橋、島野、在原、曽我夫婦、林、大貫、北山、畑尾、島田。10/3(金)夜、出張先の福島から庄司。新幹線で北沢、山本。
たきぎ工場から飯田、渋澤の計15名でした。

10/1 23:00に東北道・蓮田SAに集合。0:00までに来ない車は置いていくとの時間厳守の集合です。
 
千葉からは林ランクルに大貫、林。高橋オールドランクルに島野、在原、高橋が搭乗。曽我夫妻のデリカ、島田ハイエースに畑尾、北山が分乗しました。
今回の奥松島に参加を熱望していたビデオ清水は、都合によりキャンセル。うーーーん、残念!!
あの感動もののビデオが見れないとは・・・。
 
林ランクルが蓮田SAに到着しようとすると、携帯に島田ハイエースが遅れるとの連絡あり。状況は北山さんが集合場所に現れず、もう置いて出発しようかと思案していたら、集合場所の小岩駅でなく、お隣の新小岩駅で待っていたらしい。
 
なんとか蓮田SAに全員そろったところで、北山さん曰く。
「いやーーー、危なく置いていかれるところだったね」
「これで置いていかれたら、必死で取った3日間の休みを家族にどう言ったらいいのやら!!」
まあ、なんとか全員集合できて良かった良かったと、出発です。

東北道を一路仙台を目指します。約360Kmの道のりです。
途中の藤岡PAでたきぎ工場の渋沢、飯田両君と合流。
各社とも今回はドライバーの交代要員が不足していて、道中のんびりと走っていると、眠気が襲ってきます。
 
そこでPA休憩は最小限にして一気に仙台を目指します。
途中のPAで一回目の休憩を取ったら、あれほど食事すると眠くなると言ったのに、高橋オールドランクル組はうどんを食べてしまいました。
そうしたら、もうてきめんに睡魔が襲い、各車とは次第に距離があき、ついには途中で一眠りするはめになりました。
なんとか、仙台を越えて大和ICで下り、道の駅で各社集合。
奥松島はもうすぐそこです。

10/2 6:00奥松島の大浜到着。
いやーーー、なんという上天気!!
これも矢木沢倶楽部の日頃の行いが良いのでしょう!!
まあ、北さんがまだ到着してないからかも?!
 
みんな本日からのツアーに胸躍らせています。取り合えず、朝食を済ませ、9:00に大浜を出艇し、嵯峨渓方面に出かけることにします。
予定では、大浜から出艇して各自のシーカヤックを野蒜海岸で回収。その足で宿に向かうことにして、回送用の車を野蒜海岸まで置きにいきます。
 
大浜から見ると沖合はけっこうなうねりが入っているようだが、まあなんとかなりそう。
各自用意ができたら出艇です。
波打ち際は、タイミングを選ばないと即沈しそうなくらい波が上がっています。
 
みんな出易そうなポイントを選んで出艇します。ここで、北山さんをサポートしようとしたら、
「俺は一人で大丈夫だっ!!」
と力強いコメントです。見ているとああ納得、うまい具合に出艇していきました。
「成長したなぁ」と感動する林。

さあ、いよいよ奥松島ツアー第一日目の始まりです。
一番最後にもたもたと出艇した林は、いつものことで砂がスケグに詰まり、絶不調!!
なんとかみんなに追いつくと、先頭を行く島田さんから
「うねり大きくて、こりゃだめだっ!!」
「全員出艇場所に戻れーーーーっ!!」
 
なんのこっちゃ?!
まだ300mも漕いでないぞ。でも考えてみると、久しぶりに漕ぐメンバーや、徹夜明けの運転で漕ぐメンバーを考えると賢明な選択です。
そうなると逃げ足の早い矢木沢倶楽部です。とっとと浜に向かいました。みんな出艇のときと同様に波の間隔をはかり、無事ランディングしていきます。

畑尾君みごとな沈

浜に上がって後続艇を見ていると、今回も見せ場はありました。
畑尾君がちょうど艇から下りようとした瞬間、うまいタイミングでドドーーーーンと、後ろから波をかぶり、みごと沈!!
浜で見ているみんな大うけです。
とっさに艇を押さえるメンバーや写真を撮るメンバー入り乱れてのレスキュー活動です。
 
矢木沢倶楽部では、みんながいる場所で沈すると、まず3年間は話題になります。(^-^)
ああっ、面白かった!!

その後、回送用の車をピックアップし、各自の艇を再度車に積み込み、もっと波の静かな浜に移動することになりました。
次に向かったのが、蛤浜です。
ここは風裏になっていて、みんなのんびりと漕ぎだします。
 
島田さん曰く。
「ここから本日の宿まで1時間程度だから漕いでいくことにします」
「車は後からピックアップします」
じゃあそういうことで、と各自漕ぎだしてみると、何のことはない、実際は15分で宿に着いてしまったのです。
 
しょうがないので海上でビール飲みながら待機。
まあ、お天気も良いし、こんなに気分の良い日も無いなどと言いながら、のんびりと奥松島を鑑賞しました。
この後、宿に着いてからご主人の船で蛤浜まで連れていってもらい、無事に車も回収できました。
 
今回の宿泊先は、里浜にある奥松島唯一の旅館である「薬師堂」です。目の前が海で庭から出艇可能。しかも海を見ながらの海草風呂が楽しめるとあって、髪に縁が無い矢木沢倶楽部としては期待が膨らみます(^-^)
ご主人も気さくな方で、自慢の漁師料理が魅力です。
 
各自海草風呂で塩を落とし、さっぱりしたところで庭にある桟橋から牡蠣を引き上げてバーベキューです。
この新鮮な牡蠣をバンバン焼いちゃます。もうたまりません!!
素人にはなかなか殻を開けるのが難しいと思ったら、ご主人の指導 で、あら不思議、簡単に開くではありませんか!?

奥松島の焼き牡蠣は最高にうまい!!

ジュウジュウと音をたてる牡蠣をパカッと殻をあけてほうばります。口の中いっぱいに芳醇な海の香りが広がります。
そして冷えたビールを一口!!
うーーーん、人生まだまだ捨てた物じゃない!!
島野さんは牡蠣の殻開けおじさんとなって、みんなの殻を片っ端から開けてました。(^-^)

そうこうするうちに陽も傾き、いよいよ宴会の始まりです。
宴会場にしつらえたお膳には、豪華多品種磯料理が並び、酒飲みにはたまらないツマミの数々です。
今回お誘いしたのに参加出来なかった会津の杉原さんからは、直接宿に銘酒「御田植え祭り」が届けられました。 感謝感謝であります。
 
宴もたけなわ、まったく飲まない大貫君はさっさとご飯を食べています。みんな徹夜で走ってきて、ツーリングし、さらに飲んだので、あちこちで寝込むメンバー続出。
今日は、山本さんと北山さんが新幹線で追いかけてくるはずですから、それまでは絶対に起きていないと可哀想です。
 
となったら、気合いを入れるためにカラオケが始まりました。
(言い出しっぺは、宿についた時からカラオケセットを気にしていた北山さんです)
矢木沢倶楽部はいつからカラオケおじさんになったのだ!!
という意見も出ましたが、まあみんな嫌いじゃないので、ガンガン入れまくり歌いまくります。

ほとんど中年親父のカラオケ大会

しかし、プロジェクターの前ではマグロのように横たわる高橋さん、在原さん達の姿があります。
北山さん曰く。
長いこと芸能生活してたけど、自分の歌を歌ってる目の前でマグロ状態で寝てる人は初めてだ!!
と、感動してました(^-^)
もうその後もガンガン歌いまくり、みんな疲れ果てて、あちこちで沈没です。
もういかん、と部屋に帰ったとたん、山本さんと北さんを迎えに行った車が帰ってきました。
「親父なに寝てんだ!!」とさっそく北さんから攻撃を受けました。山本さんは会社帰りそのままのスーツ姿。
まあ、お二人ともよく来なすったと、またまた歓迎の乾杯です。
いったいいつになったら寝られるやら・・・・。

翌日10/3も快晴の朝を向かえました。
今日は、インターネットで知り合った仙台の高橋さんが合流することになっています。
 
薬師堂の前から出艇

出艇する前に本日の昼食として、各自にカップ麺とパンが支給されました。ビールは各自1本まで!!
なんだか難民キャンプのように行列する矢木沢倶楽部です。
宿の前から出艇準備していると高橋さんから携帯に連絡あり。
今日は西風が強いので風裏になる嵯峨渓の手前まで行くことを伝える。
高橋さんとは野蒜海岸で待ち合わせの約束をして里浜より出艇。
 
出艇はしたものの強烈な向かい風です。
みんな必死に漕ぎ進み、なんとか宮戸島の水路までたどり着きました。観光船を避けて野蒜海岸のはしに上陸。一休みしていると、シーカヤックを積んだ車が入ってきました。
 
マリブ2とセダの艇を積んだ仙台の高橋さんでした。
初対面でしたが、矢木沢倶楽部のことはインターネットでよくご存知とのこと、これも電脳班長の広報活動の賜物とみんなからお褒めいただきました。(ウソウソ)
 
高橋さんはいつもは平日カヤッカーで今日は矢木沢倶楽部と一緒 にツーリングするため、なんとか仕事に都合をつけて参加してくれました。
しかも、仙台名物の牛舌と地酒の浦霞を持参!!
ありがたいことです、と一同平身低頭であります。

野蒜海岸から嵯峨渓をめざします

後から追いつく高橋さんを残し、出艇です。
700mほど先の小さな浜がある島を目指します。3年前に来たときはベタ凪でこんな奥松島はめったにない、とのことでしたが、本日もいたって穏やかです。
みんな勝手気ままに漕いでいきます。
久しぶりに漕ぐのは北さんです。
「親父いったいいつ漕いだんだ!?」という声しかり。
前回は二人艇だった北山さんも今回はシングルで楽しそうに漕いでいます。

仙台の高橋さんの差し入れで牛舌バーベキュー

ちょうどお腹もへったころ、高橋さんも追いついて小さな浜に上陸、さっそく高橋さんが牛舌のバーベキューを準備してくれました。
みんなお腹をすかせ、まだかまだかと覗きこむ中、ジュウジュウと良い香りが漂ってきます。地酒の浦霞も海水で冷やされました。
焼けるそばから箸が伸びてきます。
バクバクと牛舌を食べ、グビッと浦霞を飲みます。
ああっ幸せ!!
本当に美味しかったです。高橋さんに大感謝です。m(..)m

洞窟案内してもらった仙台の高橋さんです

お腹もいっぱいになったところで、高橋さんの案内で嵯峨渓を目指します。今日はうねりも少なく、洞窟に入れそう。
高橋さんも入れて16艇の船団が、洞窟を目指します。
いくつか洞窟探検を楽しみ、帰りは追い波にのってスイスイです。
やたら逃げ足の早い矢木沢倶楽部なのです。
 
あんなにご馳走になった仙台の高橋さんも置き去り、しかも矢木沢の高橋さんも久しぶりの漕ぎで、相当くたびれたようです。
林は今回はいい人に徹し、最後尾を漕ぎました。
シージェットに乗ってからは人格変わったと言われますが(^-^)

みんな帰りの逃げ足早いこと!!

全員そろって野蒜海岸に到着。ここで高橋さんと別れ、また明日の再会を約束し宿に戻りました。
宿では二日目とあって、初日に焼き牡蠣を食べていないメンバーがまたまたバーベキューです。
沈む夕陽を見ながら、ビールをグビグビと幸せいっぱいでしたね。


二日目の宴会もいつも通り、飲めや歌えの大宴会!!
そんなところに現れたのが、仙台の浩平さんと小島さんです。
このお二人もインターネットで知り合いました。
矢木沢倶楽部が奥松島遠征を行うという極秘情報を入手し、参加と相成りました。
 
仙台の浩平さんはつい先日シーカヤックを購入、待ち遠しくてしかた有りません。でも今回はレンタルの二人艇を参加。小島さんはシーカヤック4回目です。
お二人とも、怒濤の中年シーカヤッカーにおそれをなし、心なしか心配そう(^-^)
 
そんな二人をしりめに、北山さんのコンサートで盛り上がりました。なんだか北山さんは奥松島に来ると、気合い入りますね。
とても嬉しいです。渋沢君も生物の北山さんと歌えて感動ものだったようです。(^-^)


翌日10/4も朝から快晴です。
こんなに天気が良くていいのかしら、と思うほどです。
今日は宿の前から出艇して、一路蛤浜を目指します。なんでも蛤浜はその名の通り、蛤が採れるらしいのです。今日は大潮、最高の日和です。
 
9:00里浜をみんなで漕ぎ出します。昨夜約束した通り、仙台の浩平さん、小島さんのコンビも二人艇で集合しました。
のんびりと蛤浜までツーリング。
蛤浜に着くと、大潮ですから手を伸ばせば直ぐに潮干狩りができます。
みんな手を入れると、でかいアサリがざくざくと採れます。
「うわーーー、獲物ザクザクだっ」と貝採りおじさんの山本さん。
「アサリの味噌汁が食べたーい」と島田さん。
 
いつのまにやら艇を下りて貝採りとているメンバーまで現れる始末。
いかんいかん!!看板には貝を採ってはいけないと書いてあるぞ。
と注意するものの面白いように採れます。
 

仙台の浩平さんと、ちかちゃんです

いいかげんで切り上げて、メカル崎に向かいます。
岬の手前はけっこうなウネリが入っていました。
今日も高橋さんに案内してもらいました。この岬の周辺には洞窟がたくさんあって、みんな勝手に思うところに入って行きます。
そんな中、一人だけ洞窟に入らない在原さんです。
「いやーー、私は暗くて狭いとこダメなんです」と在原さん。
どうやら幼児期のトラウマか!?

洞窟で喜ぶ山本さん

楽しい洞窟巡りも、今日は東京へ帰るため、ここでお終い。蛤浜経由で宿に引き返します。途中、蛤浜で待機している本日は漕がない軟弱組と合流。
空を見ると、朝の晴天が嘘のように曇ってきました。しかもずいぶんと風が冷たく感じます。それなのに上陸したメンバーは条件反射として、いつものようにビールをグビグビ!!
こりゃあ、体が冷えます(^-^;
でも、浩平さんが持参してくれた巨大な桃缶を口にするとみんな元気が出たようです。
 
小休止の後、向かい風の中、宿へと漕ぎ出しました。
いつも逃げ足には定評のある矢木沢倶楽部です。とっとと宿に向かいます。
今日が4回目のシーカヤックになる浩平さん・小島さんペアもあっという間に置き去りです。(^-^)
 
なんとか宿にたどり着くと、みんな冷えた体を海草風呂で暖めました。マリブ2で漕いできた仙台の高橋さんもようやく到着。
けっこうな向かい風に苦労したそうです。
隣りの漁港に向かった浩平さんと小島さんでしたが、こんな向かい風は初めて、小島さんは半ベソ状態だったかも?!

どうやらみんな宿にそろい、お昼のカレーライスにありつきました。浩平さんによると漁港に入ろうとした時、前方でファルトボー地が沈しているのを発見。
その人はカヌーと離れてしまい同行者も困った様子。早速レスキューしようと近づいたものの、お互い初心者だったため、助ける方もものすごく緊張したとのことでした。
あの風の中じゃあ、大変だったと思います。
やはり海に出るにはセルフレスキューができることが基本ですね。
 
そうこうするうちに、東京へ向けて出発する時間です。
3日間お世話になった宿のご主人や、仙台の高橋さん、庄司さん、浩平さん、小島さんに見送られて宿を後にしました。
 
本当にお天気も良くて、最高に楽しい奥松島でした。
インターネットで知り合った地元のみなさんともご一緒でき、旨い物をたらふく食べ、旨い酒に酔った3日間でした。
今後は矢木沢倶楽部の年中行事にしたい奥松島であります。
 
 
レポートはシージェット乗りの
林 一彦@矢木沢倶楽部・電脳班長(ヤギサワ)

 
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